今年の旭川市は記録的な猛暑となりましたが、秋はというと駆け足で通り過ぎ、今月の18日には初雪も降りました。今年の春から着工している平屋の住宅(7条のコートハウス)が終盤を向かえ、職人さんの出入りが激しくなってきました。敷地の立地条件を最大限に生かす選択肢として中庭を取り込み、光・音・風などの問題を解決しながら、より質の高い暮らし方を提案しました。採光は一日をスタートするうえで人の心にも影響しますし、北海道は冬のエネルギーの消費量にも影響を与えます。音は趣味のピアノを気兼ねなく引くための防音対策にも、中庭に面した半地下のレッスン室を配し、機械に頼りがちな換気も開放的な空間を確保でき風通しにも配慮しました。 完成が楽しみです・・・