誰もが家を建てるときには、少しでもコストを抑えようと努力をするものですが、それに伴い質が下がってしまうことは仕方がないことと自分に言い聞かせ納得していませんか?
現在の社会情勢は、人手不足や物価の上昇により、建設コストは上昇し続けています。要望を全てかなえようとすると、予算オーバーになってしまうことは必然なのです。
では、材料の質を下げ、多少の使いづらさも仕方がないと諦めてしまいますか?私が考えるローコスト住宅とは、単に「坪単価が安い」という意味ではありません。
他の機能性との連携や融合も含め、建物全体が有機的に結びつき、本当に必要な大きさのものを、必要な分だけで構成し、クオリティを落とさず形づくられることが大切です。よりコンパクトに抑えることで、質を下げずにコストパフォーマンスを維持することが可能になり、結果ローコストが実現できると考えています。