東川の風景と切妻屋根の集合体(よもぎ鍼灸院)

米どころ東川町の田園風景と大雪山連邦を背景に、東川の風景と切妻屋根の集合体(店舗併用住宅)が完成。当初予定していた3棟の切妻屋根が有機的に結びつく構想でタイトルを考えましたが、建設費の高騰により2棟の縮小案にて実現することになり、タイトルは思いが強かったのでそのまま残しました。東川町は最近、移住者が増加し、北海道では唯一人口が増加に転じています。敷地は、東川町の北側に位置し、昨年末に完成したばかりの造成地です。周辺には大麦畑や水田が延々と広がり、夕陽に染まる大麦畑の風景は絶景です。また、東側には大雪山連邦が望むことができ、四季を通して自然の素晴らしさや、自然の恵みを感じる環境の中に佇んでいます。建物は、1階に鍼灸院と薬局が併設し、住宅部分は1階がプライベートゾーン、2階にパブリックゾーンと水廻りを配し、LDKと小屋裏空間を室内に取り込んだロフトが一体となり空間に広がりを与えます。クライアントから事業に関する相談を受けた6年前にはご夫妻2人でしたが、現在は2人の子供に恵まれ4人家族となり、これから始まる新しい暮らしの中で、それぞれが成長していくことがとても楽しみです。

きた住まいる建設推進事業による補助金を取得。UA値(外皮平均熱貫流率):0.26W/m2・K 設計一次エネルギーは27%削減 きた住まいるサポートシステムに登録し、中長期的な維持管理体制も明確化され、安心・安全な住宅として保障されています。