星の降る里山の家

敷地は旭川市の中心部より車で30分程度離れた大雪山連邦がぐっと近づく市郊外の山林。820坪の敷地には、高さ20~30m級の広葉樹が乱立していましたが、必要最小限の樹木伐採にとどめ、敷地の一部を切り土、整地し宅地としました。敷地内には溜池も存在し、四季を通し自然の移ろいを感じることができ、愛犬5匹とともに森に包まれた生活を楽しむ空間を実現することが設計条件の核となりました。平屋建ての寄棟屋根、縁側、広縁、格子戸など、日本の気候風土や建築文化などをもう一度見直し、現代建築に生かすデザインを追及する大切な時間となりました。