最近では、朝の最低気温が10℃を下回る日も珍しくなく、大雪山連邦では紅葉もピークを迎え季節が大きく変わる時期です。今年もメダカの学校を継続しておりますが、そろそろ家の中へ移動する季節でもあります。今年はメダカの赤ちゃんがたくさん生まれ(100匹前後)、別な水槽ですくすく成長しています。今まで多くて20~30匹程度の繁殖でしたが、今年なぜこのように多く生まれたのでしょうか?心当たりとしては、甕の中の水をあまり補充しなかったことが原因していると思われます。水が汚れるとメダカも居心地 が悪いし、透明度が高いほうがこちらとしても気持ちが良いと勝手に思い込み、以前は毎日水を1/10程度入れ替えていました。上水道を蛇口から直接いれると塩素の臭いもしますし、自然の中で生き続けてきている生き物には不自然なのでしょう。実はもう一つ変化がありました。メダカが産卵するために浮かべているほてい草ですが、先日初めて花を咲かせました。今日もまた蕾をもって今にも咲きほころびそうです。水を入れ替えないようにすることで、甕の底に葉の腐ったものやメダカの死骸が堆積し、その養分を長い根から吸い上げて花を咲かせたのではないでしょうか・・・水が綺麗な方が観察しやすいし、メダカたちも気持ちいいだろうと人間の勝手な都合で手をかけ過ぎてしまい、自然の作用を遮ってしまうことに小さな生き物から気づかされました・・・