5月のゴールデンウイーク以来、久しぶりの旭山動物園に行ってきました。お盆の期間だけの企画、”夜の動物園”が目当てです。以前、タンチョウ舎と両生類・虫類舎の設計を手掛けた時、敷地調査の作業が19時過ぎまでかかり、自然状態での夜の動物園を感じたことがありました。その時は、アフリカの草原の中にいるかのような、動物の自然な行動を見ることができ、とても感動したことを覚えています。昨日は、有観客での夜の動物園でライトアップもされていたため、動物たちもチョット緊張気味でしたが、昼間とは違った行動を見せてくれました。すれ違う親子の会話に耳をそばだてると、”楽しいねー、カッコいいねー、来てよかったねー”と昼間とは違う動物たちの生命力に感動してる様子に、こちらも嬉しくなりました。私たちの一番の目的は、オオカミの遠吠えを見ることでした。最初は、うろうろ歩き回ってはいたのですが、多少移動しながら寝たり歩き回ったりを繰り返しているだけでした。昼間は、ほとんど寝ているだけなので、動きはありましたが・・・ ところが、閉園が近くなり帰りかけたその瞬間、背後で「ウォー――― ウォー―――」の声!2頭のオオカミが遠吠えをし始めたのです。感動の一言に尽きます。カピバラ、カバなど飼育員の解説などを聞きながら約2時間半の”夜の動物園” 、改めて動物たちの生命力に感動しました。