先日の日曜日、今年に入って一番の冷え込みとなり、旭川市も-22.5°cを記録。日中でも-12°Cくらいまでしか気温は上がらず極寒の一日。空は快晴で大雪山連邦がとても綺麗だったので、家の中に閉じこもっていたい気持ちを振り払い、久しぶりに近くの嵐山に登ることを決意。今年初めてスノーシューのデビュー。山頂までは、600m程度の道程ですが、パウダースノーの雪をかき分けながらの登山は、運動不足の体にはとても堪えます。少し登っては一休みを繰り返しつつ山頂を目指します。途中にはエゾフクロウの営巣している木々や、クマゲラが餌を突っついている大きな穴があったり、オオアカゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、シマエナガ、ハシブトガラスなどの姿や鳴き声が響き渡ります。澄み渡った森の中で、コロナ禍が嘘のように、マスクもつけず、大きく深呼吸。山頂から見る、カムイミンタラはCOVID19のパンデミックをあざ笑うかのように、いつものように私たちを見守ってくれています。一日も早い終息を願うばかりです。
5年前の春に撮影